私の確認をする

「私」というものを、折々に摑みなおし、まさに「私」であることを確認しなければ、あいまいな私のままに、さも「私」であるかのように生きているに過ぎなくなる。

私欲の日に生ずること、地上の塵の如く。一日掃わざれば便ち又一層有るを。
伝習録