人生とは(吉田拓郎さんの歌の歌詞から)

NHKのドキュメンタリー「今日までそして明日からー吉田拓郎・35000人の同窓会」を見ておりました。

よろしかったですねえ。人生を感じました。行った人は、本当に涙が出たのではないでしょうか。

人生とは、まさに下記のようなものなのでしょうね。

私は、誰かをあざ笑って生きてきた。
私は、誰かにおびやかされて生きてきた。
私は、誰かに裏切られて生きてきた。
私は、誰かと手を取り合って生きてきた。
人生は、私が私を知るところから始まる。
そして、
私には私の生き方がある。でも、どこでどうかわるかわからない。
わからないままに生きていく。
私は今日まで生きてみた。
そして、私は、明日からもこうして生きていくのだろう。
(吉田拓郎さん作詞・作曲の「今日までそして明日から」の歌詞の内容から、そのままではありませんが、取り出したものです。)

まさに、これが人生というものなのでしょうね。

哲学者の方はご不満でしょうが、まさに人生哲学ですね、これは。

確か、これは20歳半ばで書いた歌詞だとか。

若い者をあなどってはいけません。皆、人生を語る言葉を持ちながら生きているのですから。

しかし、あまり早くにこういうややこしい人生に出くわすのはいけません。子供たちのなかには、とても傷ついている子がいます。さらに、こうした子供たちのなかに、自らの命を絶つ子がいます。

そうした子供たちのことを、「弱いからだ!」とさげすんではいけません。
(さげすみはしないまでも、そのように考えている教師たちもいるようです。)

「自殺」と呼ばれながら、子供たちが殺されているように思えてなりません。

心を弱くした子供たちには、かばってやる者が必要です。
大人は、かばいあう者を見つけて生きていければ、幸いです。
本当に、それぞれが泣いたり笑ったりの人生を歩いているのですから。