感情(こころ)と見え方と行動と

心ここに在らざれば、視れども、見えず、聴けども聞こえず、食えどもその味わいを知らず。(『大学』(伝七章))

これは、感情が身体の器官の働きに大きな影響を与えることを言っています。

感情が正しい認識を妨げる。
自分がもつ感情によって、他者や物事、世間が正しく認識できなくなることを言っています。

自分のなかで生じている感情に気づき、さらに、その感情が大きなものであると気づいたなら、行動は慎むのがよいでしょう。あるいは、行動を起こすのに、できるだけ時間をおくのがよいでしょう。