「・・・人間の素質・内容を離れて、形式的にとってくっつけてみたところで、志にはならない、立志にはならない。本人の持って生まれた、本来具備しておる素質・自覚に即さなければいけない。」(
安岡正篤『人生と
陽明学』)
志(こころざし)は、人から与えられるものではありません。
かといって、そうあっさりと志を持つに至るということもないでしょう。
志を持つに至るにも、時間がかかることもあるのでしょうね。
また、うわべばかりの志を持つというのも、人には多いのかもしれませんね。
しかし、志そのものを持たない生き方の方がもっと多いのかもしれません。