物事の本質を知ろうとするときに、
自身を離れたところにそれはないと思うね。
自分、その存在を深く知ることなく、
いくら外の世界をあれこれ見て廻っても、
本質へ近づけないと思うね。
物事の本質を知ろうとして、知識をいくらたくさん拾い集めても、
落ち葉を拾い集めるようなものなのね。
自分、その存在を、
外の世界のようにいくら見て廻っても、
やっぱり本質へは、近づけないと思うね。
生きている自身を離れて、本質へ近づけることはないと思うね。
自分の根っこは、生きているものにも、生きていないものにも、そのすべてにつながっているんだからね。