他人の目と自分

あなた、他人の目を気にしすぎるほうですか?

実のところは、どなたもけっこう他人の目を気にして生きているには違いないのですけどねえ~。

さて、次のようなことを書いた人がいます。

日本人はだいたい他人の目を気にしすぎるため、多くの神経症を起こしています。自分を現実の自分よりもよく見せようと苦労したり、人が自分をどう思っているか、などと気をまわしてくよくよするよりも、あるがままに誠実に生きていくことが心の健康としても最もよいことです。(神谷美恵子

これで、そうだそうだと納得できる人は、もうここまででよいですね。

しかし、さらに言えば、
あるがままの自分でいられる時間を、意識して、一日のうちに一定時間持つことでしょうね。
そして、もちろんその時間が多いにこしたことはないでしょう。

1日のうちに取れなければ、2日のうちに、それがだめなら3日のうちに、あるいは1週間のうちにと考えればよいでしょう。

もちろん日々、1日のうちに・・・の方がよいに決まってますけどね。

このことは、いわばマスクをつけている自分に気づくことであったり、つけているマスクをはずすことであったり、という説明もできますね。

また、意図的に違うマスクを一時つけるということも面白いかもしれません。

しかし、それでも、マスクをつけない自分を大切にして、そういう自分でいられる時間を持つことが一番でしょうね。

神谷さんが言っているような態度で社会生活ができれば最もよいのでしょうが、それができなければ、マスクという考え方も持ち込んだ方がよいように思います。