真実と現象と

真実は、いつも現象の背後にある。

時に、キラリと垣間見せることもあるが、すぐに隠れてしまう。

だから、耳や目を頼りにしている人には、つかめない。

また、刹那的な生き方をする者にも、捉えられない。

真実は、流れる現象の深くに、静かにあるからだ。