命あるもの、自我をもつものの悲しさ

命あるものの悲しさとして、
その極め付けが、
死から逃れられないってことだけど、

自我をもつものの悲しさは、
まさに、悲しさを知り、苦悩を知るってことだろうなあ。

でも、
命あるものは、命を得ているのだし、

自我のあるものは、自我を得ているんだしなあ。

考えてみると、

死から逃れられないことも、悲しみや苦悩を味わうことも、

代償のようなものにも見えてくるよなあ。