自信と記憶の関係を考えてみると

試験のときに、本来の力が発揮できない人がいる。

こうした人の中に、自分に自信が持てていない人がいる。

そこで、自信と記憶との関係を考えてみるのだけど、

そういう人は、

自分に自信がないものだから、

せっかく頭の中に入れたものを、

(自分はだめだ、という考えから)
記憶した内容を呼び出すところで、
言ってみれば、その記憶の穴を、
自分でふさいでしまうというか、狭くしてしまうんだろうね。

だめだと思ってるから、呼び出すパイプを自分でつまんでしまうみたいなものだ。

だめだって思っているから、その場の緊張も、自分で高めてしまう。だから、ますます、穴が詰まってしまうことにもなる。相乗効果というか相乗悪化だな!

気の毒としか言いようがない。


一方、自分のことを自信がないと思ってない人は、
つまり自信があると思っている人やなんとも思ってない人は、

先の人と比較して考えると、
頭に入れたことを自分で呼び出しにくくするようなことは、少ないと言えるね。

で、自分に自信がない人は、どうすればいいかってことだけど、

もう、先ほどの理屈から考えれば、簡単だ。

それは、
そのとき、その場限りでよいから、
自分に自信があると思えるようするか、
あるいは、自信がないと思えないようにするということだ。

その方法は、いろいろあるよね。考えれば、いろいろ出てくると思う。
(それらの方法が、完璧に効果を持つかどうかは、もちろん、なんとも言えないけどね。でも、やってみなくっちゃね。せっかくの努力したのに、本番で出せないってのは、もったいないからね。)