それなりに賢い人の生き方

ここでいう、賢い人とはどういう人かと問われると、こまるのだけれど、まあ、それなりの人だってことにしておこうかな。

で、そういう人を二つのタイプに分けてみる手がある。

1つは、秀才型、もう1つは野人型。

もちろん秀才型にも、野人型にもいろいろなレベルがあるだろうけど。

秀才型は、よく勉強するね。成績もいいよ。かなり努力するからね。やるべきとして与えられたものは、とにかく一生懸命に吸収しようとする。だから学業の成績もいい。世間的にも、社会的にも、人がうらやむようなところで仕事をするようにもなるし、自らそういうところを求めて、努力をする。それこそ頭がよければ、そういうところで、高いポスト、地位にも着くようになるだろう。このタイプは、もちろん、絶えず努力が求められる、また、必ず成功するかというと、それはわからない。そして、苦労も多い。

野人型は、ほどほどに勉強する。勉強をしないわけではないが、よくするというわけでもない。しかし、自分の好きなことは、よくする。人からうらやまれるようなところへ努力して、好んで行こうとはしない。だから、人からうらやまれるほどの地位や仕事を持たないかもしれない。しかし、人に求められたり、人が求めたりして、チャンスを手にすることがある。しかし、当人はあくまで当人なりで、自分の赴くままに、屈託なく生きる。

さて、どちらかといえば、・・・どちらを選ぶか・・・。